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花の俳句

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隠元豆(インゲンマメ)

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のほほんと隠元の花莢のそば

隠元豆(インゲンマメ)はマメ科インゲンマメ属の一年草である。
原産地は中央アメリカである。
日本へは明治時代の初期に北海道開拓使によって導入された。
和名の由来は、明の帰化僧・隠元禅師によって江戸時代にもたらされたことから来ていると言われる。
しかし、隠元禅師が持ってきたのは別種の藤豆(フジマメ)であった。
藤豆(フジマメ)は現在、関西の一部で栽培が続けられている。
隠元豆(インゲンマメ)には蔓性の品種と蔓のない品種がある。
また、莢ごと食べるものと中の豆を食べるものとがある。
草丈は蔓性のもので2~3メートル、蔓なしのもので30センチくらいである。
開花時期は7~8月である。
花径15ミリくらいの白ないし淡い紫色の蝶形の花をつける。
暖地では年に三度も収穫できるので三度豆(サンドマメ)の名称もある。
俳句の季語は秋である。
写真は7月の軽井沢町植物園で撮った。
学名:Phaseolus vulgaris

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by hana_haiku | 2007-08-22 19:21 | 秋の俳句