2007年 07月 29日
立葵(タチアオイ)梅雨葵陽射しに笑みを浮かべおり 立葵(タチアオイ)はアオイ科ビロードアオイ属(タチアオイ属)の越年草である。 ただし、暖地では多年草となる。 ビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との交雑種と考えられている。 日本へは古くに中国から薬用として渡来した。 平安時代には唐葵(カラアオイ)と呼ばれたが、江戸時代に今の立葵(タチアオイ)の名になったという。 草丈は150~250センチくらいである。 茎は円柱形で直立をし、毛が生えている。 葉は円形で3つから7つに浅く裂け、互い違いに生える(互生)。 葉には長い柄がある。 開花時期は6~8月である。 上部の葉の脇に短い柄のある花をつける。 花は茎の下部より上部へと咲き上がる。 花弁は5枚、萼片も5枚である。 雄しべは1本で、たくさんの葯(雄しべの花粉を入れる袋)が密集する。 雌しべの花柱は1本で、先は細かく裂ける。 花には八重のものもある。 花の色も赤、白、桃色、紫紅色、黄色など多彩である。 花葵(ハナアオイ)、梅雨葵(ツユアオイ)、ホリホック(hollyhock)などの別名がある。 俳句の季語は夏である。 写真は6月に都内で撮った。 学名:Althaea rosea(=Althaea rosea) 花図鑑
by hana_haiku
| 2007-07-29 11:02
| 夏の俳句
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